鎌掛しゃくなげ渓谷

  日野町にある鎌掛しゃくなげ渓谷は、谷から斜面に掛けて、約2万本の「ホンシャクナゲ」が群生しています。「しゃくなげ」はツツジ科の高山植物で、一般的には標高800mから1,000m級の高地に自生する植物です。しかし、この群生地は、標高約300~400mの谷間ですが、これだけの低地に群生してる日本固有種ということで、大変貴重なことから、昭和6年に国の天然記念物に指定されました。
    
 
駐車場からしゃくなげ群落地まで片道1.6kmです。  
    
 
カーネーションツバキの花がきれいに咲いていました。 
    
 
    
 
健脚用の遊歩道を歩いて行きました。歩きにくい山道もありました。
    
 
しゃくなげ渓は鈴鹿国定公園内にあります。
    
 
しゃくなげ池です。ここからほんしゃくなげ群落に向かいました。 
    
 
川岸の斜面にしゃくなげがきれいに咲いていました。 
    
 
ホンシャクナゲは、、7弁7裂・14雄しべを持つ美しい淡紅色の花を咲かせます。口の割谷から女木谷にかけて特に多く自生していて、約2万本が純林をなしています。
    
 
展望台から対岸のしゃくなげの群生と新緑の景色がよく見えました。 
    
 
山に自生している藤としゃくなげの花の組み合わせがきれいでした。 
    
 
しゃくなげの花を見ながら遊歩道を歩きました。 
 
 
新緑の木立の間を歩きながら入口に戻りました。 

<音羽城址>
音羽城は佐々木六角氏の家臣である蒲生氏の居城として知られています。 音羽城は、室町時代の末応仁の乱の時代に、蒲生氏が、築いた山岳城です。日野川を前に、宝殿山(猪鼻ヶ岳)を背後にした要害の地にあって名城として知られていました。 

 
 

(2021.5.3撮影)
HOME