御在所岳2022紅葉

 御在所岳は標高1,212 mの東海地方の名峰です。鈴鹿山脈の主峰として日本二百名山にも選定されています。山頂付近までロープウェイが通じていて、気軽に山頂まで行くことができます。 


【御在所ロープウェイ】

御在所岳(1212m)にかかるロープウエイは、日本最大級の規模です。全長2161m、約12分の空中散歩で、ゴンドラの窓からすばらしい錦絵を見ることができます。 
ロープウェイから素晴らしい紅葉を見ることができました。御在所岳は、山全体が一度に紅葉するわけではなく、標高によって色づく時期に差が出るため、山上、中腹、温泉街エリアと段階的に紅葉の見頃を迎えます。訪れた時は、山上から中腹にかけてが見頃でした。  
 
 
湯の山温泉駅から山上公園駅まで、高低差780mをロープウェイで約12分で上がることができます。御在所ロープウェイは1分ごとに発車しています。 
ロープウェイから湯の山温泉、伊勢平野、伊勢湾、知多半島が一望でき、まさに絶景です。 
 
御在所岳の標高約943m地点に建つ御在所ロープウエイの最高支柱は、高さが61mあり、日本一です。
    
 
御在所岳は、花崗岩でできた山で、長い時間をかけて浸食された花崗岩が山肌に現れています。数多くの奇岩となって登山者を楽しませてくれます。
奇岩と紅葉のコラボがとてもきれいでした。
 
太古に堆積した花崗岩が侵食により山肌に現れ、いろいろな形の巨岩・奇岩が見られます。「大黒岩」と「富士見岩」など名前もつけられています。
御在所ロープウェイは真っ赤なゴンドラと白い鉄塔がよく目立ち、山肌にアクセントを加えています。  
 

【朝陽台広場、見晴台】

御在所岳は鈴鹿山脈のほぼ中央に位置し、周辺の景色や、自然を楽しむことができます。展望台は5箇所あり、それぞれに違った景色を眺望することができます。
鎌ヶ岳が紅葉の木々の間から見えました。 
   
 
御在所雨量レーダがありました。   
御在所岳の山頂部は、なだらかな平面状になっています。山頂部は「御在所山上公園」で、冬季は三重県内で唯一のスキー場が開かれます。 
    
 
山頂1,212mです。 山上公園 
山頂には御在所岳の標高1,212mを表す標識と、三角測量の際の基準となった一等三角点を表す標石が設置されています。 
 
 

【望湖台】
 望湖台は御在所岳山頂より西に2分程の位置にあります。名前のとおり、空気が澄んだ日には琵琶湖を見る事が出来ます。
望湖台は、大きな花崗岩がいくつもむき出した場所で、伊勢湾や琵琶湖、鈴鹿山脈の山々などを望むことができます。 
 
 
望湖台は石の上の展望台のため、足元に注意が必要です。
鎌ヶ岳をはじめ鈴鹿の山々や伊勢湾が眺望できました。 
【御嶽大権現】
御嶽教の普及に専念していた行者覚順が、“偶々鈴鹿山系の主峰御在所岳が神霊安置の地に最適なり”と明治17年に小社を建立し木曽の御岳神社の分霊をここに移しました。現在の社殿は昭和39年に建立されたものです。 
 
鈴鹿国定公園記念碑 
 
山の上に立派な社殿の御嶽大権現があります。  

【長者池】
山頂の南には長者池があり、ほとりには八大龍王神が祀られています。 明治時代に矢田甚太郎が、この池の主である龍神に霊気を授けられ、手で撫でることであらゆる病気を治せるようになりました。“彼の手に撫でられた者の病気は全て完治する” という評判で財を築いた事になぞらえ、この池を「長者の池」と呼ぶようになりました。 
 
 
(2022.10.28撮影)
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