氷見

  氷見市は、「氷見の寒ブリ」で知られる海辺の街です。また、富山湾上に浮かぶようにそびえる立山連峰の景観は氷見市のシンボルです。海越しに3,000m級の山々を眺めることができる場所は、能登半島国定公園の雨晴海岸(高岡市)から氷見海岸一帯にかけて確認されています。  
唐島 
唐島は、唐から島を贈られたという言い伝えのある島です。気象条件が良ければ、富山湾越しにそびえる立山連峰を背景に見ることができます。
    
 
 比美乃江公園   比美乃江大橋
比美乃江公園は、氷見市の海岸沿いにある公園です。海水を引き込んだ親水池や360度大パノラマの展望台などがあります。
    
 
比美乃江公園展望台   永明院五重塔 
永明院五重塔は、日本初の大臣許可取得木造建築物の五重塔です。定置網漁の網元だった故酒井光雄氏が、若くして亡くなった長男と魚を供養し、地域の振興にもつなげようと建立を依頼しました。伝統的構法による五重塔の構造的な性状を明らかにして、今日の加工技術で実現しました。伝統的な継手・仕口による木構造は「めり込み」という木材の粘り強い特性を有効に活用して、耐震性や耐久性を確保していて、これを構造設計に反映させる事で先人の優れた技術を活かす事ができました。
 
 
氷見市漁業文化交流センター、ひみ岩壁市場  ひみ番屋街内 
氷見の寒ブリは、全国にその名を轟かせています。氷見の定置網漁法は400年以上の歴史があり、そこで獲れる寒ブリは、時の権力者や高貴な人々への献上品として有名でした。
ひみ番屋街 
ひみ番屋街は、食事からおみやげまで33の専門店・飲食店が一堂に集まる施設です。氷見漁港直送のお魚を使った地元でしか味わえないさまざまな料理が味わえる飲食店のほか、地場で獲れた新鮮な魚など富山湾の海の幸を満喫できる店舗がずらりとならんでいます。
    
 
 
ひみ番屋街の「かぶすや」でかぶす汁とおにぎりのセット、ホタテ貝としいたけのバター焼きを食べました。「かぶす」は氷見の漁師言葉で「分け前」という意味です。漁師たちが漁の合間や漁のあとに、「かぶす」でつくったみそ汁を「かぶす汁」といいます。とてもおいしくて感動的でした。

(2022.5.22撮影)
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