尾道

尾道は、瀬戸内海に面した古寺がたくさんある歴史情緒あふれる街です。坂の街、文学の街、映画の街など、様々な表情を持っている人気の観光地です。 

<千光寺公園>

千光寺は、尾道港を一望できる大宝山の中腹にあり、平安時代のはじめ806年に弘法大師により創建されました。千光寺公園は、標高144.2mの千光寺山の山頂から中腹にかけて広がる公園です。
千光寺公園にはロープウェイで行くことができます。山頂の展望台からは、尾道市内が一望でき、瀬戸内海の島々も眺められます。 
 
 
 
 
鏡岩は、玉の岩の宝珠または太陽、月の光を鏡のように反射させていたと伝えられています。鏡には神が宿るという信仰の対象であったと言われています。 
   
竜宮造りの鐘楼 玉の岩 
玉の岩は、千光寺に数ある巨石の一つで、このお寺のシンボルにもなっています。頂上部分に輝きを放つ玉があり、光が千里も届いたとのいう「玉の岩伝説」残されています。その伝説が「千光寺」の名前の由来になったとされています。 
 

<文学のこみち>
千光寺山中腹に著名な歌人・文人達の歌の碑が約25あります。千光寺山頂までロープウェイで登り、歌の碑を一つ一つ読みながらなだらかな斜面を散策することができます。  
   
  林芙美子像      
 
坂道がたくさんあります。 
 
尾道は、1169年に倉敷地として公認の港となり、江戸時代には大阪と北海道を結ぶ大型船の寄港も始まるなどの繁栄を遂げました。そうして富を蓄えた豪商によって、お寺や町が作られました。風情あふれる尾道の街並みには、当時のお寺や古民家などの古い建物が現在も残っています。 

(2010.3.21撮影)
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