吉備路

  吉備路ははかつて古代吉備王国時代の中心地だったと考えられています。そのため吉備路沿いには史跡が多くあり,また桃太郎伝説にまつわるものもあります。

備中国分寺・五重塔

備中国分寺は、奈良時代に聖武天皇の発願によって全国に建立された国分寺のひとつです。仏教の力を借りて天災や飢饉から国を守ることを目的に建てられました。 
    
 
   
 
こうもり塚古墳
巨大な横穴式石室を持つ前方後円墳です。石室内に数多くのこうもりがいたことからこの名がつきました。 
    
   
    
きびじつるの里

ツルの保護と繁殖を目的とした施設です。宿泊した「国民宿舎サンロード吉備路」に隣接しています。 
    
 
鬼ノ城
鬼ノ城は、鬼城山の山頂に巨大な石垣や土塁が3kmも続くなぞの遺跡で、温羅伝説の鬼ノ城といわれています。吉備路の野や山が一望に眺められる古代山城です。
    
 
鬼ノ城は、すり鉢を伏せたような形の山で、斜面は急ですが頂部は平坦です。この山の八合目から九合目にかけて、城壁が2.8kmにわたって鉢巻状に巡っています。 
    
 
  鬼の釜 
鬼の釜は、鬼ノ城に住んでいた温羅という伝説の鬼が使用していたとされる鋳型で作られた大釜です。

(2010.3.22撮影)
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