吉備津神社

 吉備津神社は、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。吉備津神社は鬼退治でおなじみの日本昔話の「桃太郎」発祥の地としても有名な場所です。  
    
 
  矢置石
矢置石は、桃太郎(鬼退治)伝説の原型となったとされる吉備津彦命と温羅(うら)の戦いにおいて、鬼退治の矢を置いたと言われている石です。吉備津彦命は、いまから2000年以上前、温羅という凶暴な鬼を退治するため、兵を引き連れこの地におもむいたいわば「現人神」(あらひとがみ)です。 
   
 
石垣に囲まれた石段を登って、門を2つくぐり本殿に行きました。
本殿・拝殿は、「比翼入母屋造」と呼ばれる特殊な建築様式で建てられています。入母屋造の屋根を前後に2つ並べた屋根の造りで、「吉備津造」とも呼ばれる吉備津神社特有の様式です。
    
 
現在の本殿・拝殿は、2度の焼失のあと、室町将軍足利義満の時代に約25年をかけて1425年に再建されたもので、国宝に指定されています。   
特徴的な2つの入母屋の様子がよく分かります。 
 
 
一童社   祈願トンネル
一童社は学問・芸能の神様を祀っていて、進学を目指す人のお参りが絶えないところです。「祈願トンネル」が創設されていて、合格祈願の絵馬がかけられていました。この祈願トンネルをくぐると願いが叶うと言われています。 
 
南随神門から回廊が続きます。   
回廊は、本殿横の南随神門から南の本宮社や御釜殿をつなぐ、総延長398mの歩廊です。
 
えびす社 
 
   本宮社
回廊は、自然の地形そのままに一直線に建てられ、その姿は壮観で、一見の価値があります。
 
回廊が現在の姿になったのは戦国時代の天正年間(1573~1591)と推定されています。 
    
 
例年4月下旬になると廻廊から見える牡丹園に、艶やかな牡丹約350株が咲き誇ります。 

(2022.4.27撮影)
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