原爆ドーム
原爆ドームは広島県の物産の改良増進を図り、産業の発展に貢献する目的で、大正4年4月に建設された広島県物産陳列館です。原爆の投下により、建物は一瞬にして大破し、天井から火を吹いて全焼、中にいた30人余りの人々は全員死亡したと伝えられています。爆風がほとんど真上から働いたため、壁の一部は倒壊を免れ、ドームの鉄枠とともに象徴的な姿をさらしました。そして、その形から、占領が明けた頃には「原爆ドーム」という言葉が広く使われ始めました。
被爆前(物産陳列館) | ||
宮島からこの高速船で直行できました |
平和記念公園は、世界の恒久平和を願って爆心地に近いこの場所に建設されました。園内には、原爆投下当時の広島の様子を展示した広島平和記念資料館や世界遺産に登録されている原爆ドームや原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館などがあります。 |
広島平和記念資料館 |
広島平和記念資料館は、原子爆弾による被害の実相を世界中の人々に伝え、ヒロシマの心である核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に、1955年に開館しました。 |
原爆死没者慰霊碑 | 広島平和記念資料館 |
原爆死没者慰霊碑は、世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を、平和都市として再建することを念願して建立されました。原爆犠牲者の霊を雨露から守りたいという気持ちから、屋根の部分がはにわの家型をしています。 |
(2010.3.21撮影)
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