近江八幡2

  戦国時代、織田信長が築いた安土桃山城の城下町として栄えた近江八幡市は、その後、近江商人と呼ばれる豪商によって巨額の富を生み出す豪商の街となりました。琵琶湖から続く八幡堀を中心に白壁の土蔵や江戸時代から続くお屋敷が今なお残る歴史ある街並みです。

八幡堀

豊臣秀次が八幡山のふもとに城下町を開いたとき、当時の交通幹線であった琵琶湖を往来する荷船をすべて八幡に寄港させるために設けられた運河が八幡堀です。今では,時代劇のロケによく利用されています。
    
 
堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並び、華やかだった当時の様子を今も伝えています。 橋からは、かつて全国各地から送られてきた物産を一時保管した土蔵が見られます。 
    
 
明治橋は、近江八幡では一番のビュースポットです。ここから八幡堀を眺めると八幡掘りに面して建つ白壁の商家や土蔵の美しい姿が見られます。
    
 

かわらミュージアム

かわらミュージアムは、瓦工場跡地に立地し、水運交通の便利な八幡堀に面して建てられた白黒のモノトーンが映えた大変個性的な瓦づくしの建物です。 
    
 

の文化が色濃く残る近江八幡ですが、まちの中には異国情緒あふれる洋風建築が多数みられます。有名な近江八幡のウィリアム・メレル・ヴォーリズ建築群もあります。
    
 アンドリュース記念館(ヴォーリズ建築)
 
白雲館   永原町通り
     
ヴォーリズ記念館  
ヴォーリズ記念館は、アメリカから英語教師としてこの地にやってきたヴォーリズの居宅をそのまま記念資料館としたものです。木造の外壁と赤い瓦屋根に白い煙突を持った洋館です。 

日牟禮八幡宮

    
 

八幡山ロープウェー

山頂からは、基盤の目状の近江八幡市街地や琵琶湖、西の湖などを見ることができます。
    
 

瑞龍寺

瑞龍寺はロープウェ-でのぼった八幡山の頂上にあります。豊臣秀吉の甥である秀次を祀っています。八幡山は「鶴翼山(かくよくざん)」とも呼ばれます。 安土城が落城してから3年後の1585年、豊臣秀次は近江四十三万石の居城をこの山に置き、安土城下の人々を移し住まわせました。 
    
 
   城の石垣が残っています。
(2009.3.20撮影)
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