安土城

 安土城は,1576年から織田信長が約3年の歳月をかけて完成しましたが,織田信長が倒れた本能寺の変後、焼失して石垣だけが残っています。安土山の南側には、堀が巡っていて往時の名残りを留めています。天主跡と本丸跡には礎石が、また二の丸跡には、豊臣秀吉が建立した織田信長廟が残っています。天主閣跡から東へ少し下った黒金門跡付近には、壮大な石垣もあります。また、山の中腹には家臣団屋敷跡があり、山の尾根づたいに北へ行くと八角平や薬師平があります。
大手口です。 
    
 前田利家邸址
安土城の表玄関ともいえる大手道です。  豊臣秀吉邸址
山の中腹には家臣団屋敷跡があり、山の尾根づたいに北へ行くと八角平や薬師平があります。城山の中心部への通路は、南正面から入る大手道のほかに、東門道、百々橋口道、搦手道などがあります。
土城址の大手道を登っていると、所々に石材として石仏が使われていました。これらの石仏は、築城の際に大手道の石材として使われたものです。石段に石仏や墓石なども含まれていて驚きました。。 
    
 
天主閣址  
城跡には石垣や多数の曲輪があり、城内を堅牢な虎口で仕切る主要部の中央には本丸御殿跡と天主台が残っています。 
    
 
絢爛豪華な城の中心、安土城の天主のあった場所です。 
    
 
天主閣址から見た景色。琵琶湖も見えます。   


<信長公本廟>
天主跡西下の伝二の丸跡に信長公の本廟があります。羽柴秀吉は1583年1月に年賀を表すべく安土城に登城し、2月、信長公ゆかりの安土城二の丸跡に太刀、烏帽子、直垂などの遺愛品を埋葬して本廟としました。 
    
 
信長公本廟


<ハ見寺>
 安土城址にあるハ見寺(そうけんじ)は、信長が生前中に建立した寺院です。
  

仁王門
 
三重塔 
 
(2009.3.21撮影)
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