高山

  高山の中心市街地には江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。観光ガイドでは飛騨高山と記され、全国各地から毎年非常に多くの人が観光に訪れます。 

古い町並み

商人町として発達した上町、下町という三筋の町並みをあわせて「古い町並み」と呼び、江戸時代には城下町の中心となっていました。 中でも、江戸末期から明治期に建てられた屋敷などが並ぶ上三之町と上二之町・上一之町周辺は「三町(さんまち)通り」ともいわれ、古い町並みの醍醐味が感じられます。
    
 
上三之町は古い町並みが整備され、土産物店など数多くの店が連なっています。  
    
 
    
 
上町には、駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並び、多くの観光客で賑わいます。 
   
高山祭りの屋台「龍神台」が収納されています。  
   
藤井美術民芸館…医師藤井糺一が収集した古美術品を展示   藤井歯科医院 
   
旧家を改装したショップ「夢小路」  清酒「鬼ころし」の老田酒造 
    
 
出格子の連なる軒下には用水が流れ、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねています。 
   
上二之町の町並です。   飛騨高山まちの体験交流館
   
高山祭屋台の五台山が収納されています。   
    
 
 宮川 毎朝朝市が開かれます。 
   
日枝神社御旅所    高札場跡 

高山陣屋

高山陣屋は、高山城主金森氏の下屋敷の一つでしたが、飛騨が徳川幕府の直轄地となってからは、江戸から来た代官や郡代が、ここで飛騨の政治を行いました。この役所は陣屋と呼ばれ、全国でも残っているのはここ高山だけです。 
    
 

高山市政記念館

明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物です。建築材は総檜で、最高の官材を使用しています。
    
 

飛騨国分寺

飛騨国分寺は、1200年前、聖武天皇によって建立されました。重要文化財の本堂、天然記念物である37メートルの大銀杏が有名です。
 
三重塔 幹周10、樹高37m、樹齢推定1200年の大銀杏です。 
    
 
山門  木の洞に子育地蔵尊が祀られています。 
   
 
(2020.10.1撮影)
HOME