紅岩(恵那)

  紅岩は、木曽川右岸の上にそそり立つ岩峰で、頂直下の巨大な一枚岩がダイダイゴケに覆われて橙色に染まっているのでこの名がつきました。那峡のシンボルになっています。中山道を行き交う旅人にも、大井宿の道しるべになっていたといいます。
恵那峡展望台から見た紅岩 
 
 
ホテルの部屋からも紅岩が見えました。  昔の絵にも紅岩が描かれていました。 
この付近は標高500mで花崗岩からなる山で、この頂上近くに高さ27.3m、幅18.2mの大きな岩である紅岩があります。ダイダイゴケ属の一種が寄生し橙色をしているため、遠くから見ると目立ち、不思議な感じがします。
   
 
紅岩は橙色で目立つため興味を持ち、間近で見たくなりました。そこで、登山道を探して登ってみることにしました。登り口がわかりにくい状態でしたが、天佑稲荷の横に紅岩登山口がありました。道は所々荒れていましたが、ハイキングコースになっていました。
 
 
登山道の途中から急に植生が変わり、シダ植物の生い茂る中を登りました。巨岩もたくさんありました。 
 
 
巨岩に根が伸びている登山道を登ると紅岩の裏に到着しました。 
紅岩の上に登ってみました。恵那峡を見渡せる素晴らしい景色でした。滑って落ちるといけないので恐る恐る下をのぞきました。 
 
ダイダイゴケを触ってみました。ダイダイゴケは地衣類で花崗岩にしっかり着生していました。周りの岩石にも少し散らばっていましたが、なぜここにだけ密集しているのか謎でした。日当たりがよく、乾燥している花崗岩に密集していて橙色に輝いていました。 

<天佑稲荷>
天佑稲荷は、恵那峡の北岸にある神社で、後方には天然記念物の紅岩を背します。眼下に木曽川と恵那峡が一望に眺めることができます。
 
 

<天佑稲荷奥の院>

 
 


<天佑山大洞院>
天佑山大洞院は 本尊を釈迦牟尼如来とする曹洞宗の寺院です。恵那三十三観音霊場31番札所です。
 
天洞岩   
天佑山大洞院に鎮座している「天洞岩」は、満月の夜の願掛けすると願いが叶うといわれています。 


<大井宿>
大井宿は中山道69次のうち、江戸から数えて46番目の宿場町です。かつては美濃路随一の宿場として栄え、全国でも9番目の盛況ぶりだったといわれています。格式高い本陣の門や格子戸のある庄屋宅、うだつと黒壁の美しい旧家などが静かにたたずみ、当時がしのばれます。 
 
大井宿本陣跡  大井宿高札場 

(2022.12.12撮影)
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