丈山苑

  江戸時代初期の武士・文人として名高い石川丈山は,現在の安城市和泉町の生まれです。後半生は京都に建てた詩仙堂ですごしました。丈山苑は,その詩仙堂のイメージを生誕地に再現したものです。苑内の中央には,詩仙堂を彷彿させる木造建築の「詩泉閣」が建てられ,「詩仙の間」には丈山の賛,探幽の画と伝えられる三十六詩仙の額(複製)が飾られています。また,詩泉閣の周りには作庭家として丈山の代表作である三庭園をイメージした三種の庭園を配しています。
    
 
   
 
詩泉閣の北側には,京都田辺にある一休寺酬恩庵の蓬莱庭園(丈山作と伝えられる)を模した庭があります。 
 
 
東側にひろがる回遊式池泉庭園は,京都東本願寺の渉成園(枳殻邸:きこくてい)をモデルにつくられています。 
   
 
  南庭は,京都・詩仙堂の庭をイメージした唐様庭園です。  
 
 
   
 
    
 

(2007,2,11撮影)
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