依佐美送電所跡菜の花
大正14年半官半民の国策会社として日本無線電信(株)(後の国際電気通信(株))が設立され、依佐美送信所が昭和4年に完成しました。第二次世界大戦では軍事上重要であり、旧日本海軍の使用するところとなりました。終戦に際しアンテナは撤去され送信所は閉鎖されましたが、間もなく米海軍がこの送信所を使用することとなり,アンテナの張り替え及び送信機の整備を行いました。この送信所も平成5年に送信を停止し、平成6年には日本に返還されました。そして、平成8年8月より鉄塔の撤去工事が開始されました。この送電所の跡には菜の花がきれいに咲き乱れていました。