天下峯

  天下峯は、愛知県豊田市にある標高360mの山です。山名は徳川家の始祖である室町時代初期の三河国の武将徳川親氏が、天下大平の祈願をしたという言い伝えによります。山頂からは三河平野や濃尾平野を一望できる絶景ポイントがあります。西側の山腹には、88体の石仏が安置され、別名弘法山とよばれています。 
  今回は、王滝渓谷駐車場を出発して、王滝渓谷を通り、天下峯に登りました。そして、梟ヶ城址に行き、王滝渓谷駐車場に戻りました。


<王滝渓谷>

巴川の支流・仁王川沿いの渓谷部を王滝渓谷と言います。 渓谷は、1.8Kmの距離を148mの落差で清流が流 れ、周辺の景色と相まって自然美をかもしだしています。巨岩・奇岩と清流、そして木々の間の遊歩道が整備されています。
   
王滝渓谷入口です。  伊保神です。祠の中に湧き水がありました。 
   
渓谷に沿って歩きました。  
    
 
歌石園地です。新緑のもみじがきれいでした。  
   
中之瀬大橋です。  椿木園地です。 
   
王滝湖かけ橋です。    
   
  王滝湖園地には休憩所がありました。 

<王滝渓谷から天下峯へ>

    
 
田植えをしたばかりの素晴らしい田園風景でした。 
   
天下峯に向かいました。  
 
 
田んぼの横に巨岩がありました。 
   
松平隼人助親正の墓がありました。  
   
  山姥の足跡です。 
   
産の神がありました。 
   
 天下峯の頂上の下まで来ました。 巨岩が多くありました。   
   
木が巨岩にはさまれていました。  巨岩の向こうは絶景です。   
   
巨岩の下に仁王・山の神と仁王・秋葉神社がありました。   あと少しで山頂です。

<天下峯山頂>
   
天下峯の頂上です。  
 山頂からは西三河・濃尾平野・伊勢湾・伊吹山などが一望できます。
 
 
豊田市の町も見えました。  
   
 
徳川家康の祖先松平親氏が、この山頂で天下泰平を祈願したと言われています。
     
ロッククライミングの練習をしていました。  弘法堂です。  

<石仏巡り>
天下峯の西側の山腹には88体の石仏が安置されています。 
   
巨岩の下や割れ目などに石仏が安置されていました。 
   
   
石仏には、1番から88番まで番号がつけてありました。  
   
   
   
   
巨岩の間を巡って石仏を探しました。  

<天下峯から梟ヶ城へ>
   
  梟ヶ城址を目指して歩きました。 
    
 
巨岩に鋭い割れ目がありました。  巨岩の横を登っていきました。 

<梟ヶ城址>
梟ヶ城址は巴川と滝川の中間にある標高252.5mの山頂にある古城址です。遺構から松平氏のものであったと推測されています。梟ヶ城の名の由来は「一夜梟しきりに鳴きて敵襲を告ぐるが如し、よって城中戦備を整えて待つ。果して敵襲ありしも撃退するを得たり」という伝説からきたものです。
   
梟ヶ城址展望台です。  
   
 
展望台からは鈴鹿山脈や伊吹山、猿投山をみることができます。 
(2019.5.19撮影)
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