尾張多賀神社

  尾張多賀神社は、「お多賀さん」の名で親しまれ、縁結び、長寿の神様としても知られています。尾張多賀神社には、伊弉諾尊(イザナギノミコト)を祀る多賀神社、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)を祀る冨士淺間神社(フジセンゲンジンジャ)、大山祇命(オオヤマヅミノミコト)を祀る山神社の三社が並んで祀られています。この三神は国生みの祖神、富士山の神、山の神として知られています。
    
おがたまの木 
 
一之鳥居  二之鳥居 
山神社の左にそびえる高さ12mのどっしりとした巨木は、「おがたまの木」です。「招霊(おきたま)」が転化したものと言われ、この枝を神前に供えて神霊を招くのに使われたことから「おがたま」と呼ばれるようになりました。
  
 
社殿  拝殿 
尾張多賀神社は近江多賀大社から正元山伏が1621年にこの地に勧請しました。社殿はそれ以前の1527年に既に記録が残っています。正元山伏が勧請した時、蟹が背に乗っていたことから、この神社では、蟹を神様のお使いとして祀られています。
    
富士浅間神社   富士登山記念の絵馬 
富士浅間神社には、木花咲耶姫命が祀られています。元々はこちらが氏神様で、500年以上の歴史があります。火難消除、安産、航海、漁業、農業、機械等の守護神として御利益があるといわれています。
 
 
山神社  天狗経古来祀石
山神社は、大山祇命が祀られています。五穀豊穣、大漁満足、交通安全、開運厄除に御利益があるといわれています。 
 
 
奥山半僧坊大権現  

<盛田味の館>
盛田味の館は、170年前の醸造蔵を改装したものです。館内には杉樽を並べ、酒、みそ、たまり、しょうゆの製造工程をビデオでご紹介し、隣接する工場で造られたばかりのお酒や食品を販売しています。
    
 
訪れた日は、清酒「ねのひ」の蔵直売販売会が開催されていました。蔵開き限定酒を中心に、八丁味噌や奈良漬けの販売も行われていました。  
    
 
盛田15代当主 盛田昭夫の常設展も開かれていました。ソニーの創業者、盛田昭夫は、盛田家14代目盛田久左ヱ門の長男でした。他にも敷島製パンも盛田家分家の企業です。 


<小鈴谷の海岸から見た風景>

盛田味の館近くの小鈴谷の海岸から中部国際空港と対岸の鈴鹿山脈や伊吹山の山々がきれいに見えました。
 
御在所岳が見えました。 
 
青い空、青い海そして遠くに見える頂上に雪をかぶった山々のコラボレーションがとても素晴らしい景色でした。 
海苔の養殖場とその後ろに、中部国際空港へのセントレア大橋、背後に伊吹山が見えました。 
海苔の養殖場の後ろに中部国際空港の管制塔、雪をかぶった竜ヶ岳や藤原岳などの山々がきれいに見えました。
(2022.2.11撮影)
HOME