奥殿陣屋

 奥殿陣屋は、持統上皇が命名されたと伝えられる花ぞの山(村積山)の麓、徳川氏の発祥地松平郷に程近い場所にあります。大給松平家5代真乗の子・真次が奥殿松平家初代としてこの地を統治したことに端を発します。その後、乗真(初代藩主)が1711年に奥殿に陣屋を移して奥殿藩が誕生しました。
 
 
1万6千石の親藩として奥殿藩の歴史と文化が静かに眠ります。  場内には、書院、金鳳亭、蓬莱の庭、資料展示室、花火資料室、玄々斎宗室生誕碑、歴代藩主の廟所があります。
 
 
春の山桜、バラ・あじさい・もみじ・つばきなど四季折々に美しく咲きほこる花園の里です。  
 
 
1万6千石の親藩として奥殿藩の歴史と文化を今に残しています。 
 
 
江戸初期の風格をいかして復元されたと蓬莱の庭の風情は格別です。 
 
 
金鳳亭では、日本庭園を眺めながら郷土料理を楽しむことができます。   春の限定豆腐料理です。 
 
 
 
 
カタクリの花がきれいに咲いていました。 
   

<歴代藩主の廟所>
徳川家康の祖、松平家の親藩として初代真次から代々の藩主や奥方をまつる壮大な墓塔が立ち並ぶ廟所です。 
 
 
五代藩主の墓です。  初代藩主の墓です。 
 
 
七神宮です。
 
 
土塁の跡がありました。 

村積山

 村積山(標高:256.9m)は、岡崎市奥山田町にあり、低山ながら山姿が富士山に似ていることから三河富士と呼ばれました。持統上皇が命名されたと伝えられる花ぞの山が村積山となります。別名「三河富士」とも呼ばれる美しい山です。
 今回は、奥殿陣屋からいにしえの小道ルートで登りました。
    
 
熊野神社です。   熊野神社の横から登りました。
    
 
急登もありますが、整備された山道が続きました。  ウサギの石像がありました。 
   
 
村積山山頂です。  山頂に村積神社がありました。 
    
 
展望台から豊田の町、名古屋駅周辺、鈴鹿山脈や御嶽山が見えます。  
(2020.3.21撮影)
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