岡崎城

  岡崎城は15世紀前半に西郷稠頼によって築城されました。1530年に松平清康(家康の祖父)が現在の位置に移して以来,ここが岡崎城と称されるようになりました。1542年に,徳川家康が,この岡崎城内で誕生しました。家康は,6歳で織田信秀,8歳で今川義元の人質となり,少年期を他国で過ごしましたが,桶狭間の合戦で,今川義元が戦死したことを契機に自立し,以来,岡崎城を拠点に天下統一という偉業への基礎を固めました。
 家康は本拠を遠江浜松に移し,嫡男信康を岡崎城主としましたが,1579年に信康が自刃したあとは,重臣の石川数正,ついで本多重次を城代としました。江戸時代,岡崎城は「神君出生の城」として神聖視され,本多氏,水野氏,松平氏,本多氏と,家格の高い譜代大名が城主となりました。
    
 
三層五階の天守閣は,中が歴史資料館になっています。
   
 
    
 
岡崎公園はサクラの名所です。
   
 
    
 
桜まつりにおいて鉄砲隊が火縄銃実演を行っていました。

(2006,4,9撮影)
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