三河地震による地割れ

  形原温泉あじさいの里の近くにある宗徳寺本堂の裏山の松林には,三河地震でできた地割れが保存されています。三河地震は,1945年(昭和20年)1月13日午前3時38分、渥美湾を中心に起こった直下型地震(規模マグニチュード7.1)です。この地割れは,深溝断層に沿ってできたもので、地震の凄さを現在に伝えています。昭和51年、蒲郡市の天然記念物に指定されました。指定当時の延長は41メートルでしたが、近年、堆積物により埋没の危機にさらされたため、当時の姿を保存するため、平成15年に復元整備が実施されました。
    
 
形原温泉に向かって道路を車で進んでいると,案内表示があります。  宗徳寺 
    
 
草がはえていて見にくいですが,看板の説明を見ると,地割れの場所がわかります。   
    
 
(2006,6,17撮影)
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