香嵐渓2024
香嵐渓は、全国の紅葉の名所として知られており、毎年多くの観光客が集まる人気スポットです。紅葉の季節になると、山に植えられた約4,000本のカエデが赤や黄色に色づき、巴川の川面を美しく彩ります。
2024年は色づきが遅く、訪れたのは11月30日でしたが、ちょうど見頃で、素晴らしい紅葉を見ることができました。
香嵐渓のもみじは今から約400年前、香積寺11世の三栄和尚が経を唱えながら植えたのが始まりで、長い間“香積寺のもみじ”と呼ばれていました。昭和5(1930)年大阪毎日新聞の本山彦一社長により、香積寺の「香」、巴川をわたる爽涼とした嵐気の「嵐」から“香嵐渓”と名付けられました。 |
待月橋(たいげつきょう)は、巴川に架かる赤い赤い橋で、香嵐渓のシンボル的な存在です。秋になると、橋の上から黄金色に染まった飯盛山を鑑賞できます。 また、赤い橋と紅葉のコントラストは非常に美しく、特に朝日や夕日に照らされた風景は圧巻です。 |
香嵐渓の紅葉は、例年11月中旬から11月下旬が見頃となります。この時期になると、イロハモミジやオオモミジ、ヤマモミジなど11種類のカエデが色づき始めます。 |
三州足助屋敷 |
生きた民俗資料館と言われる三州足助屋敷は、かつての豪農屋敷を再現し、昭和55年に開館しました。ここでは、かつてこの地域で行われていた「炭焼き」「木地」「機織り」など、暮らしの“手仕事”が行われています。 |
紅葉の見ごろに合わせて、例年11月1日~30日に開催されるのが『香嵐渓もみじまつり』です。開催期間中は日没から毎日行われる紅葉のライトアップや、和太鼓や猿回しなどのイベントが行われ、観光客を楽しませてくれます。 |
香嵐橋は、香嵐渓の東部にある赤い吊橋です。橋の上からは巴川と両岸や周囲の山々が紅葉している風景を360度見渡せます。 |
香積寺山門 |
香積寺は1427年に足助氏の居館跡に創建された寺です。色づく木々に囲まれた山門は絵画のような美しさです。 |
香積寺境内 |
香積寺本堂 |