渥美半島

 渥美半島、愛知県の東南端から西南西に突き出すように延びています。細長い半島で、同じ愛知県で南北に延びる知多半島と「蟹のツメ」のように三河湾を挟んでいます。半島先端の伊良湖岬は志摩半島(三重県)と向かい合い、両半島の間にある伊良湖水道の北側が伊勢湾、南側が遠州灘です。北は三河湾、南は太平洋、西は伊勢志摩を望む伊勢湾と三方を海に囲まれています。  

<太平洋ロングビーチ(赤羽根)>

太平洋ロングビーチは、渥美半島の中央、太平洋沿岸の遠州灘に面していて、全長は約3kmで、全国からサーファーたちが集まる有名ビーチです。 
一帯はサーフィンの世界大会なども開催されるメジャーポイントです。 
真っ直ぐで壮大な砂浜は海釣りや地引網が楽しめます。 
    
 
左右どちらを見渡しても、ずーっと向こうまで果てしなく続くビーチの光景を楽しめます。  
    
 
  道の駅あかばねロコステーション 


<伊良湖菜の花ガーデン>
伊良湖菜の花ガーデン(旧伊良湖フラワーパーク)は、1961年に豊橋鉄道が「渥美フラワーセンター」として開設しました。その後、閉園しましたが、毎年1月~3月に「渥美半島菜の花まつり」が開催され、ここはそのメイン会場になっています。 
    
 
   
 
眼下に広がる一面の菜の花の中を散歩できます。 
    
 
   
    
 


<日出の石門>
日出の石門(ひいのせきもん)は、愛知県田原市日出町の太平洋上にある岩礁です。海底に堆積してできた岩石が地殻変動によって海面上に姿を現し、さらに海の波による浸食によって洞窟ができたと考えられています。洞窟は岩を貫通していて門のようになっていることから「石門」の名があります。島には門が2つあって、「沖の石門」「岸の石門」と命名されています。  
洞穴から朝日がのぼる瞬間を見ることができ、初日の出スポットとしても有名です。 
 
 
沖の石門  岸の石門 
<恋路ヶ浜>
恋路ヶ浜は、伊良湖岬灯台から太平洋に面して、日出の石門まで約1キロの太平洋の荒波をうけて湾曲する、白く美しい砂浜です。 「名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ」という島崎藤村の抒情詩の舞台となったことでも有名です。
恋路ヶ浜は美しい砂浜です。伊良湖ビューホテルが見えました。 
    
 
先端が伊良湖岬です。   

<伊良湖岬>
伊良湖岬は、渥美半島先端にあり、太平洋から伊勢湾・三河湾までを一望できます。その最先端に建つ白亜の灯台は、伊良湖岬のシンボルです。
目の前に広がる青い海と白い灯台とのコントラストが美しく晴れ晴れとした気持ちになります。 
三島由紀夫作「潮騒」の舞台になった神島を見渡すことができます。紀伊半島も見えました。 
知多半島が見えました。知多ナポリの建物がよく見えました。 
    
 
凜とした姿は思い出に残る灯台として日本の灯台50選に選ばれています。   航路管制の伊勢湾海上交通センター 
   
遊歩道があります。  流木が突き刺さっていました。   


<伊良湖東大寺瓦窯跡>
伊良湖東大寺瓦窯跡は、奈良東大寺鎌倉再建時の瓦を焼いた窯跡で、「東大寺大佛殿瓦」と刻印された軒丸瓦や軒平瓦、平瓦などの瓦や瓦経、瓦塔などの宗教用具が出土しています。 
   

   
初立池  道の駅「田原めっくんはうす」 
(2021.2.6撮影)
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