フーマユーン廟
フーマユーン廟は,長い流浪の末、ペルシア王の支援を受け、デリーに凱旋したものの半年後に亡くなった悲劇の皇帝ムガール帝国・フマユーン帝の霊廟です。王妃の指示により9年の歳月をかけて建設されました。広大な庭園の中に建てられた霊廟はシンメトリーなデザインで前後左右どちらから見ても同じ形です。建物本体には赤い砂岩、中央のドーム部分には白大理石が用いられ美しい対比をなしています。
(2009.8.15撮影)