ルクソール西岸

 古代エジプト人にとって、太陽の沈む西方は死者の世界とされていました。王家の谷など、死後の世界にまつわる建築物が多く点在します

<ハトシェプスト女王葬祭殿>

ハトシェプスト女王葬祭殿は、紀元前1500年ころにエジプトで最初の女王となったハトシェプストのための葬祭殿で、ルクソール西岸・王家の谷の東側にある断崖を背に建てられています。3階建てで、各階が広いテラスを持ち、斜路で結ばれています。1997年に日本人観光客も犠牲になったテロが発生した場所です。
 
 
   
 入り口前には土産物店がずらり 入り口からカートで移動しました。   
   
     
ハトホル女神礼拝所  牛の姿をしたハトホル女神の乳を飲むハトシェプスト女王  
     
     
岩窟至聖所     

<メムノンの巨像>

メムノンの巨像は、新王国時代にアメンホテプ3世の命によって建てられたアメンホテプ3世自身の巨像です。高さ2.3mの台座の上に、15.6mの像が置かれています。創建当初は、頭上には王冠が載っていました。 
  

<王家の谷>
王家の谷は、エジプト、テーベのナイル川西岸にある岩山の谷にある岩窟墓群のことです。古代エジプトの新王国時代(前16~前11世紀)の王たちの墓が集中していることからこの名があり、24の王墓を含む64の墓が発見されています。しかし、1922年にハワード・カーターによって発見されたツタンカーメン王以外の墓はすべて盗掘を受けています。
 
 
王家の谷は、この険しい岩場を削って造られた岩窟墓地群です。   
   
入り口までカートで行きました。  
   
入り口からは写真撮影禁止です。  外には土産物店がずらり 
   
墓の中(撮影禁止のため絵はがきを撮影) 
<東岸から西岸へ>
   
東岸からナイル川を船で渡って西岸へ行きました。  
(2017.2.7撮影)