ペトラ遺跡2

 
 


<ファサード通り~王家の墓>

 エル・ハズネから更に遺跡の奥の方へ進むと視界が開け、ファサード通りへ道が続きます。ナバタイ人は、死者が迷うことなく天国へ行くことができるようにと、建物の上部に階段状の模様を彫ったと伝えられています。
    
 
ファサード通りの17基の墓  
   
サンドボトル屋さんで、サンドボトルの作り方を見せてもらいました。  
    
 
岩窟墓群が続きます。  
    
 
8500人収容可能のローマ円形劇場、葬儀のための施設と考えられています。  
    
 
    
 
   
    
 
  壺の墓、コリントの墓などの王家の墓が続きます。 

<柱廊通り~カスル・アル・ビント(神殿)>

    
 
柱廊通り…数百メートル続く通りの両側には建造物が多くあったようです。柱だけが残っています。 
    
 
  噴水の跡  
   
    
 
大神殿…神殿という名がついていますが、集会場のようなものであったと考えられています。  
   
    
 
凱旋門…ローマ皇帝トラヤヌスの凱旋門ともナバタイ人の王の凱旋門とも言われています。  
   
カスル・アル・ビント(神殿)…ナバタイ人の神ドゥシャラを祭った神殿です。紀元前1世紀にできました。
    
 
   

<ペトラ博物館~エド・ディル(修道院)>
 柱廊通りを過ぎ、ペトラ遺跡のハイライト、エド・ディルまでは険しい道のりが続きます。900段の階段を登らなければなりません。しかし、険しい登り坂の中でも、抜けるような青空と赤い岩肌の美しいコントラストを楽しむことができます。
    
 
階段が続きますが、ロバやラクダに乗って登ることもできます。  
   
   
    やっとエド・ディル到着
<エド・ディル(修道院)>
 
 

エド・ディルは、修道院という意味ですがペトラがローマ帝国に併合された時代に修道院として使われていたのが名前の由来だそうです。1世紀の中ごろに造られたという神殿で、ナバタイ人の王が先王を祀るために建設したとも言われています。大きさはエル・ハズネより一回り大きく幅50m高さ45mという巨大なものです。 
   
    
 
   
エド・ディルの内部    展望ビューポイント 
   
エド・ディルの奥を登ると展望のビューポイントがあります。赤茶色の雄々しい岩肌、抜けるような青空、どこまでも続く荒涼とした砂漠の大地が織りなす景色を眺めることができます。 

(2016.5.14撮影)