ネボ山

  ネボ山は、ヨルダンのマダバの西10kmにあり、死海とパレスチナを見下ろすことができます。旧約聖書の出エジプト記によると、エジプトを脱出したモーセの一行はシナイ山で「十戒」を授かった後、荒野を放浪しついに約束の地を見渡すネボ山に到着しました。 しかし、モーセは約束の地、カナンの地に入ることなく亡くなりました。現在残る教会は3~4世紀にエジプトから来た修道士達によって建てられたもので、内部にはビザンチン時代のモザイク画があります。
    
 
山の中腹にモーゼが土を杖で叩いて水を噴き出させたという泉が見えます。  
   
 ネボ山へのゲート ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が訪れた記念碑
    
 
モーゼ記念碑    
   
モーセの「ブロンズの蛇」と十字架のモニュメント 
    
 
死海やエリコなどの方向を示す表示板 
   
死海を見下ろすことができました。  
   
ビザンチン時代のモザイク画が多数残っています。  
 
   
修復中のモーゼ記念教会   
   
ビザンチン修道院のドアをふさぐために使われていた石    
    
 
死海、エルサレム、エリコ、ベツレヘムなど、聖書の舞台となった場所を見渡すことができます。

(2016.5.13撮影)