敦煌

 敦煌は、内陸アジアの乾燥地帯に属し、ゴビ砂漠の中のオアシス都市です。紀元前2世紀に漢の武帝が敦煌郡を置いてから西域交通路の基地として栄え、シルクロードの中国側の出入口に当たる最重要の地でした。

莫高窟

莫高窟は敦煌の街からは約25キロ、鳴沙山の東端の断崖に彫られた石窟群です。莫高窟が拓かれたのは、敦煌が前秦の支配下にあった五胡十六国時代の366年頃といわれ、元代まで約1000年にわたり石窟の造営は続けられました。当初は仏教の修行の場として築かれたもので、北側の石窟には、僧たちが修行や祈りの生活を続けた痕跡が残っています。 
莫高窟の第96窟 
 
莫高窟の入り口 
 
莫高窟は、鳴沙山東麓の断崖に南北約1600mにわたって700ともいわれる石窟があり、極彩色で彩られた壁画や2400余体もの色鮮やかな彩色塑像が安置されています。
 
 
石窟が並んでいました。石窟の中には仏像や経典などが安置され、壁には壁画が描かれていました。
     
   
絹の絨毯が織られている店に入りました。   

鳴沙山…。
砂が堆積してできた砂山で、細かい砂が風に吹かれてサラサラと流れ落ち,砂が鳴いているように聞こえるところから鳴沙山と名付けられました。
    
 
砂漠が柔らかなカーブを描く鳴沙山です。  
    
 
ラクダに乗って鳴沙山に行きました。ラクダは乗り降りが怖い感じでした。 
   
 
   
 
鳴沙山の麓の月牙泉です。中国語で三日月を意味する月牙の形をしていることからこの名前がつきました。 

陽関
 陽関は、シルクロードの重要な関所の一つです。玉門関と併せて「二関」と呼ばれました。交通の要衝デリ、軍事基地でもありました。
    
 
陽関の烽火台  
 
  敦煌のお墓 

敦煌の街
 
敦煌の街 宿泊したホテル 
     
敦煌の空港着  敦煌の空港  敦煌の空港前 

(2001.8.11〜12撮影)
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