蘇州1

蘇州は水郷の町で、運河が街中を網の目のように走っています。また古典庭園が市内に数十箇所あり、特に拙政園、獅子林、留園、滄浪亭は四大名園と言われ、世界遺産に指定されています。また郊外では寒山寺、虎丘が観光のポイントです。

寒山寺

寒山寺は、南北朝時代の梁の武帝の時代である天監年間(502〜519年)に、妙利普院塔院として創建されました。「寒山寺」という寺院の名称は、伝説的な風狂の僧・寒山(拾得とともに禅画に描かれる人物)が、この地に草庵を設けたという伝承にちなんでいます。 
 
除夜の鐘で有名な鐘楼と聴鐘石  五層の塔 
    
 
    
大悲殿 
 
弘法堂  鑑真の像 
    
 
塔の上から周囲を眺めることができました。 
    
 
  張継の詩 『楓橋夜泊』 が刻まれた石碑 
    
 

留園
留園は、清代の建築造園様式を今に伝える名園で、建築物の見事な配置と太湖石を中心とした奇石で知られています。中国四大名園のひとつとしても名高く、敷地は2万3300uに及びます。造園は徐時泰によって、1593(明の万歴21)年に開始されました。 
    
 
高さ6.5mの冠雲峰と呼ばれる太湖石です。 額縁庭園です。 
    
 
太湖石は、石灰岩の一種で、中国の太湖から産出したので太湖石といいます。洞庭湖などからも産出し、特に水の浸食により奇怪な形をしたものを庭園や植木鉢に置いて観賞用としています。 
    
 
明瑟楼です。  石や瓦などを使って伝承文様などを描いた鋪地 
    
 
小舟で中国琵琶の演奏をしていました。   中国琵琶の演奏を聴きました。

(2009.5.4撮影)