西安

  西安は、かつては「長安」と呼ばれた古都です。西安は中国の歴史上最も多くの王朝の都となった都城です。中国文明の発祥地として、「世界四大文明古都」(西安、ローマ、カイロ、アテネ)の一つと認められています。シルクロードの起点の都市でもあります。

秦始皇兵馬俑博物館

兵馬俑は、始皇帝の絶大な権力を象徴する遺産です。地下に埋められていた推定8000体と言われる実物大の兵士、馬、戦車の陶俑が発見されました。秦の始皇帝の陵墓を守る副葬品として作られたものです。これらが発見されたのは1974年で、当地の農民が井戸を掘り起こそうとした際、その一部が偶然に発見されました。
 
 
 地下に広がる兵馬俑の膨大な数の軍団を目の前にすると、2,000年以上もさかのぼる時代に6つの敵国を統一した始皇帝の驚異的な権力が感じられます。
 
 
 
 
 兵士の像の身長は178cmと人とほぼ等身大で、顔の表情については、一つとして同じものがないと言われています。

華清池
華清池は3000年前の西周の時代から温泉の湯元でした。後ろの驪山(りざん)を背にした温泉地でした。唐の玄宗皇帝もここが気に入り、この地に華清宮を造営しました。そして、楊貴妃をここに招き、楽しみました。
    
 
   
楊貴妃の浴槽海棠の湯  玄宗皇帝の浴槽  唐2代皇帝太宗李世民の風呂星辰湯
    
 
華清池
 

碑林(西安碑林博物館)
  碑林は、唐代石碑を収蔵するため、1087年(北宋時代)に孔子廟跡に設立された西安碑林が母体で、現在1万1000余点の文物が収蔵されています。碑林には、1,000基程の石碑、北魏・隋・唐代の墓誌300余点などが展示されています。
 
 
碑林には文字や図像を刻んだ多数の石碑が収納されています。   
 
 
碑林の石碑です。  

大雁塔
大雁塔は、652年に唐の高宗が、西遊記の玄奘三蔵が天竺から持ち帰った経典を収めるために創建されました。当初は五層の塔でしたが、則天武后の時代に大改造を行い十層になりました。しかし、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層で、高さは64メートルです。
 
 
大雁塔   
 
 
大雁塔から見た西安市内   

西安の街
 
 
物売りがかなり激しく100円と叫んでいました。  外食が主流 です。 
 
 
自転車タクシーが走っていました。 
 
仕事を求める人がたくさん 自転車が多く走っています 
   
 
西安の城壁 夜景がきれいでした。  
   

鐘楼と鼓楼の間は「鐘鼓楼広場」になっていて、飲食店なども多くあり、非常ににぎやかな場所です。 

   
餃子料理を食べました。  
 
 
西安の日の出  中国東方航空で行きました。 
唐代の歌舞ショー
 
 
唐代の歌舞ショーを観賞しました  
 
 

(2001.8.13撮影)
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