北京

北京は中国の春秋戦国時代(B.C.403年-B.C.221年)に燕国の都がここに決められ、燕京と呼ばれました。その後、金、元、明、清の約800年間、都がおかれました。金では「金都」、元では「大都」と呼ばれ、明の時代にに「北京」と命名しました。1949年、中華人民共和国成立により、首都を北京にしました。 

故宮(紫禁城)

「故宮」は、かつて「紫禁城」と呼ばれた世界最大の宮殿です。建設開始は明の時代の1406年です。1421年に南京から北京へと遷都して以降、20世紀の清朝滅亡まで歴代皇帝が暮らす居住空間であり、政治の中心地でした。現在は故宮博物館として広く一般に公開されています。
景山公園から見た故宮です。全貌を見ることができました。故宮(紫禁城)は、1912年の清朝滅亡まで500年近くにわたり、明と清両王朝24人の皇帝が君臨しました。 
 
 
天安門  天安門広場 
大和殿 
故宮の正殿である大和殿です。歴代皇帝の即位式や結婚、大きな式典など宮廷の重要な式典を行った最も権威ある場所です。式典が行われた時は、太和殿前の広場に官吏たちがずらりと並び、全員で三跪九叩頭の礼を行いました。 
 
獅子 
 
歴代皇帝が座った玉座 大和門 
 
 
     
魔よけの飾りである走獣 九龍壁 
 
 
神武門から出ました。   後方に景山公園が見えました。 
天壇公園
天壇は昔、天を祭った場所です。人々は天に祈願ができましたが、天を祭るのは天子だけの特権でした。天壇は1420年、明の永楽帝が故宮の東南に造営したもので、故宮の4倍もの敷地に、主要な建築物が南北一直線上に並んでいます。1918年、天壇は公園として一般市民に開放されました。
 
 
明清代の皇帝が天に祈祷を行った巨大な祭祀施設である祈年殿 歴代皇帝の位牌が安置された皇穹宇
 
 
天に祈りを捧げた場所である圓丘壇(かんきゅうだん)  
北京市内
 
北京の街 人民大会堂 
 
 
伝統芸能「天橋楽」 
 
 
古代天文台 

(2000.7.29撮影)
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