ウズベキスタン3

タシケント

タシケントは、ウズベキスタンの首都です。人口約210万人の中央アジア最大の都市です。タシケントとはテュルク語で『石の町』を意味します。1964年に起こった直下型大地震によって、一度はタシケントの街は壊滅状態になりました。しかし 懸命な復興努力の結果、見事に近代的な街に生まれ変わることができました。 

【日本人墓地】

第2次世界大戦後、ソ連によって戦争捕虜としてソ連国内に抑留された日本兵57万人余のうち、ウズベキスタンでは、2万3千人の抑留者が強制労働に従事し、そのうち884名がウズベキスタンで帰らぬ人となっています。その日本人抑留者の墓地が、タシケント市南東地区のヤッカサライ通りに位置する公営墓地の一角に日本人抑留者共同墓地として整備されています。
 
 
     
    墓守の方が管理してくれています。 
   
日本人墓地は、公営墓地の一角にあります。イスラム教の墓地なのでモスクがあります。  
   
イスラム教の墓地は土を盛っただけの土葬です。最近は故人の肖像を墓石に描いているのが多くありました。  

【ナヴォイ劇場】
1945年から1946年にかけて極東から強制移送された数百名の日本国民が、ナヴォイ劇場の建設に参加し、その完成に貢献しました。1966年にタシケントを襲ったウズベキスタンの地震の際、他の建築物は倒壊したものの日本人の作ったナヴォイ劇場だけは倒壊しなかったということで有名です。
 
 
     
強制収容の日本人が建設に携わったことが書かれていました。   

【ティム-ル広場】
ティムール広場」は1882年(ロシア帝国時代)に建設されたタシュケント中心部の大通りが交差する公園です。 
 
 
ティム-ル像と国際会議場  ホテル ウズベキスタン 
   
ティム-ル博物館 
   
パレードが行われていて大勢に観客がいました。  
   
この日は「教師の日」ということで祝日で賑わっていました。   
(2018.10.1撮影)