キルギス

トクマク

トクマク は、首都ビシュケクからは東に約60km、キルギス北部のチュイ州にある都市です。海抜は816mです。

【ブラナの塔】

ブラナの塔は11世紀に建てられ、現在の高さは24mですが、地震で上部が崩れ落ちる前は46mの高さがありました。10世紀から13世紀のカラ・ハン朝の都パラサグンだった場所とされています。シルクロード全盛期には多くのキャラバン隊が訪れ、もうひとつの世界遺産アクベシムとともに栄えた都でした。
 
 
     
途中真っ暗ならせん階段を登って屋上に上がりました。  
  
ブラナの塔の上から見た景色。宮殿跡や墓跡が見えました。 

【バラサグン遺跡】
ブラナの塔の周囲には、町の遺構や墳墓の跡があり、この一帯はカラハン朝の都・バラサグンであったと見られています。10世紀から13世紀にかけて栄えたカラハン朝は、中央アジアにおけるテュルク系最初のイスラーム王朝です。今はのんびりとした景色が広がるこの場所は、千年前は中央ユーラシアの中心地であったということです。 
 
 
キルギス全土から集められたバルバル(石人)が展示されています。墓標であると言われるバルバルは、盃を持ったり、表情は大変豊かで、親近感を覚えます。  

【騎馬ショー】
騎馬民族であるキルギスの伝統的な騎馬競技を見ました。 
 
 
 
 
山羊の死体を奪い合いゴールに入れるコクボルという騎馬ラグビーの競技を見ました。
     
馬に乗って奪い合うので迫力がありました。  これがボール代わりの山羊 
     
馬で駆け抜けながら地面の物を取るゲームを見ました。  子供も練習しています。 
(2018.9.27撮影)