カザフスタン1

  カザフスタンは資源国で、原油埋蔵量は世界12位です。ウラン精鉱の生産量は世界1位、クロムの生産量は世界2位です。カザフスタン経済は原油への依存度が高く、国家財政収入の50%、輸出額の60%が原油関連となっています 。2015年の1人当たりGDPは、キルギスの約10倍、ウズベキスタンの約5倍で、中央アジアでは圧倒的な経済力を誇っています。しかし、国内の製造業は弱く、ほとんどの工業製品を輸入に頼っています。 

アルマティ

アルマティは、1998年までカザフスタンの首都でした。現在もカザフスタンの経済、教育、文化の中心地です。カザフスタンはステップ気候で、春と秋の季節の変わり目を除いて雨はあまり降りませんが、アルマティだけは4,000メートル級の天山山脈を背に、降水量が他の地域よりも多く緑が豊富です。中央アジアのオアシスともいえるような町です。 

【ゼンコフ正教会】

ゼンコフ正教会は、パンフィロフ公園内にあるロシア正教会です。1904年に建立された木造建築で、1911年の大地震の時にも倒れなかったことで有名です。
 
 
 
 
【パンフィロフ公園】
パンフィロフ公園は、第二次世界対戦の対ドイツ戦のとき、カザフスタンからソ連防衛のために出征し、戦死したパンフィロフ将軍をはじめとする28人の兵士を記念する広大な公園です。 
   
パンフィロフ将軍率いる28人の兵士の記念碑です。  
   
  カザフ民族楽器博物館  祖国防衛戦士の像 
     
  市民の憩いの場になっています。 
【中央バザール】
食料品から日用雑貨、衣類など必要な物は何でも手に入る所です。安い食堂や屋台もあります。 
 

【国立中央博物館】

国立中央博物館」はカザフスタンから出土した約90000点の展示物を所蔵するカザフスタンの歴史を紹介した博物館です。カザフスタン地域で紀元前から活躍したスキタイ民族から始まって、現代までのカザフスタンの歴史が時代別に展示されています。
   
   
黄金人間像は、紀元前5世紀のスキタイ戦士の墓から発掘されました。4000枚以上の黄金のピースを身体中に付けています。これはレプリカです。本物は、首都アスタナの国の金庫に保管されています。
   

【コクトベ】
コクベルは、カザフ語で「緑の丘」を意味します。標高1070メートルの頂上部までロープウエーで結ばれ、市内随一の展望地として知られています。山頂からアルマトイの街並みを一望でき、後ろには天山山脈を望むことができます。 
 
 
 
 
山頂はちょっとしたアミューズメントパークになっており、小さな小さな動物園、ゴーカート、ジェットコースター、バイキング、その他レストラン、お土産物売りなどもあります。  
   
  ビートルズの像がありました。   
   
天山山脈が見えました。 
     
 共和国宮殿   共和国広場 
(2018.9.30撮影)