ジョージア4

トビリシ

トビリシは、紀元前3000~4000年ころから人々が暮らしていたと言われます。4世紀ごろから史書にもその名前が見られるようになり、6世紀にはムツヘタに変わってイベリア王国の首都が置かれました。7世紀にはアラブの支配下に、12世紀にいったん解放されてジョージア(グルジア)国家の首都となりますが、14世紀にチムールの侵入を受け、以後17世紀までトルコとペルシャに繰りかえし侵略されます。19世紀になり、ロシアに併合されてからもジョージア(グルジア)の中心地となっています。  

<メテヒ教会>

メテヒ教会は、ムトゥクヴァリ川のほとりにある丘の上にある教会です。5世紀に建てられ、周囲の要塞はシルクロードのキャラバン隊を守る要塞でもありました。帝政ロシア時代には監獄となり、文豪ゴーリキーもここに幽閉されていました。ソ連後期には劇場として使われ、独立後の1991年に再び教会になるという数奇な運命をたどった教会です。
 
 
ムトゥクヴァリ川に面して建っているメテヒ教会とゴルサゴリ像です。 ゴルサゴリ像 
 
 
メテヒ教会です。  ジョージア母の像 
 
旧市街も見渡せ、景色は抜群です。 丘の上にナリカラ要塞跡が見えます。 
     
 訪れたときは激しい雨でした。 新市街 

<シナゴーグ>

「トビリシ大シナゴーグ」は1904~1911年にかけてユダヤ人によって建造されたユダヤ教徒の集会所です。 
 
 

<シオニ教会>

シオニ教会は、ジョージア(グルジア)正教の総本山で創建は6世紀です。何度かの再建を重ねて、現在の建物は13世紀ごろに造られました。シオニの名はエルサレムのシオニ山からとられています。教会の内部には、ジョージア(グルジア)にキリスト教を伝えた聖ニノの十字架が納められています。
   
 
   
宴会部長を表したタマダ像です。  
   
トビリシの歴史博物館です。かつてのキャラバンサライを利用しています。  
(2019.6.19撮影)
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