ジョージア1

  ジョージアは、ソビエト連邦の構成国でしたが、1991年に独立しました。ロシア語読みの「グルジア」となっていましたが、2008年のロシアとの武力衝突以降、国民感情にそぐわないとして、英語表記の「ジョージア」に変更するよう各国に働きかけ、日本政府も2015年度から呼び方が変えることとしました。 コーカサス山脈の南麓、黒海の東岸にあり、古くから多くの民族が行き交う交易の地として栄えました。幾たびもの争いに巻き込まれましたが、伝統文化を守り続け、人々が作る工芸品にもその歴史が感じられます。 ジョージアは古くからブドウの産地として知られ、ジョージア・ワインもよく知られています。


シグナギ

シグナギは18世紀から19世紀に建造された城壁に囲まれた城塞都市で古い街並みが残ります。シグナギは「愛の町」としても知られ、24時間結婚式を挙げられます。また、丘の上に築かれた街であり、「天空の街」としても知られています。北に連なるコーカサス山脈と見渡す限りの平野の景色が眺望できます。
 
 
緑とレンガ色の建物がマッチしています。   
 
 
ここから見えるアラザニ平地や東コーカサス山脈の風景は絶景です。 坂上に街があります。 
     
市役所です。  古い車がよく似合います。   旧ソ連時代のレリーフです。 
    
 
伝統菓子チュルチュヘラです。チュルチュヘラは小麦粉をぶどうジュースでといて、紐でつないだクルミにかけて固めたものです。  土産物店が並んでいました。 
 
 
少し離れた場所からシグナギの街を振り返ると、「天空の街」と言われることがよくわかります。 

<ワイナリーKhareba>
ジョージアは、世界最古のワインの産地といわれています。ジョージアワインは、地中に埋めたクヴェヴリという特殊な卵型の土器の甕(かめ)で発酵から貯蔵まで行います。2013年、この伝統的なワイン作りの手法がユネスコの無形文化遺産に登録されました。ジョージアでは8000年前から同様の方式でワイン作りを行っていたと考えられています。
 
 
コーカサスの山中のトンネルがワイナリーになっていました。ワイナリーでは、ブドウ栽培に適した豊かな土壌が育んだ歴史あるワインを楽しむことができました。   
    
 
1年中涼しくワインの貯蔵に最適です。トンネルの中は寒いので、毛布をはおりました。 
   
    音楽隊の歌で出迎えられました。
   
ジョージアワインは地中に埋めた土器のかめで発酵させる製法です。  
   
ワイナリーでは、ワインの試飲ができ、ワインを買いました。

<地元の家庭にて家庭料理>
ジョージアの地元の一般家庭で家庭料理を食べさせていただいました。 
    
 
木の下でとても涼しく、快適でした。ワインやウォッカなども飲み放題でおいしい料理を食べました。  
   
  自家製ワインを販売していました。  蜂蜜を集めていました。 

<アゼルバイジャンとの国境からシグナギへ>
アゼルバイジャンからジョージアへ国境を越えるために、スーツケースを引いて、500mほど上り坂を歩きました。大変な国境越えでした。 
   
国境を越えるとすぐに両替しました。  ジョージアに入ると、ブドウの木が植えられている家が多くありました。 
ブドウ畑が広がっていました。、さすがワインの産地です。 
     
(2019.6.17撮影)
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