アゼルバイジャン

シェマハ

シェマハは、バク-の西約100キロの場所にある、東西交易の中心地として栄えた町です。11世紀にペルシャからの亡命貴族がここに都をおき、シルヴァン王朝の首都でした。度重なる地震で町が破壊されたため12世紀になって都はバクーに移されました。町を見下ろす丘の上には、シルヴァン王朝の初代王であるシェイク・イブラヒム・シャ-などを祀った7つの廟があります。 

<ジュマ・モスク>

ジュマ・モスク西暦743年に建てられたコーカサスで最も古いモスクでした。長い歴史の中で天災の被害や、アルメニア人による紛争の中でモスクは燃やされてしまうという悲しい歴史がありますが、現在は2013年に再建され静かに佇んでいます。
   
 
アゼルバイジャンは95%の人がイスラム教徒です。 
   
   
   
この絨毯のマス目に1人ずつすわってお祈りをします。   
     
アゼルバイジャンはシーア派が多数です。シーア派はこの丸いモフルをおでこにあてがってお祈りします。  

<カスピ海ヨーグルト作り見学>

カスピ海ヨーグルトは、家森幸男が長寿地域として知られるコーカサス地方から持ち帰って日本でも広まりました。そのカスピ海ヨーグルトの作り方をアゼルバイジャンの一般家庭で見学し、試食しました。 
     
 牛乳に種菌を入れて混ぜて発酵させて作ります。おいしいヨーグルトでした。
   
ヨーグルトに水と香草と米を入れて混ぜて食べるそうですが、口に合いませんでした。  
   
バターの作り方を見せてもらいました。牛乳を壺に入れてゆっくり振ります。  
   
薄く焼き上げたクタブにバターをつけ、巻いて食べました。  日陰の涼しい所で実演を見ました。 
クタブは、小麦粉、水、卵、塩で作る生地の中に、肉(ラム肉など)やハーブ、野菜などを入れてクレープのように薄く平たく焼き上げ半月型にしたものです。アゼルバイジャン料理の一つです。
    
 
 見せていただいた家族のみなさん です。       家の中を見学しました。豪華でした。
   
大きな家が並んでいました。  子犬がいました。 

<バクーからシェマハまでの車窓>

 
 
 

<シェマハからシェキまでの車窓>

 
 
 
 
 
 
 
 
コーカサス山脈の見える素晴らしい風景でした。   
(2019.6.16撮影)
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