アルメニア6

エレバン

  エレバンは、アルメニアの首都です。その歴史はアルギシュティ1世によって要塞が築かれた紀元前8世紀にまで遡り、バグラト朝の中枢として栄えました。イルハン朝の中心都市となった後は、オスマン帝国とサファヴィー朝の角逐の場となり、サファヴィー朝ではエレバン・ハン国に編入されました。1679年に見舞われた大地震により多くの建造物が倒壊しましたが、エレバンの街にはそうした歴史を感じさせる重要な建造物が数多く残されています。

<カスカード>

カスカードは、勝利公園のある高台と中心部を結ぶ高度差118mの大階段です。広さ50mで踊り場には花壇や噴水、彫刻が置かれています。ソビエト・アルメニア樹立50周年を記念して1970年にカスカードと塔ができました。カスカードとは滝という意味で、階段が滝のように見えることからその名が付いています。
 
 
高台へ572段の階段が続いています。内部にはエスカレーターがあって、それで上がることができます。

 
 
カスカードの上の高台にソビエト・アルメニア樹立50周年記念碑がありました。  
 
 
カスカードを上ると、眼下にエレバンの町のパノラマが広がりました。正面が丸い建物がオペラ座です。  
 
 
エレバンの町の向こうにアララト山が!  エレバンの街をつくったタマニャンの像 
 
 
アララト山です。  市民の憩いの場になっています。 
 
 
夕日に照らされたアララト山が見えました。  オブジェがたくさんありました。 

<共和国広場>
エレバンの街の中心とも言える存在が、この共和国広場です。広場を囲うのは、時計台、郵便局、マリオットホテル、博物館などです。 
 
 
噴水ショーがとてもきれいでした。   
 
 
夜のエレバン中央郵便局  夜のアルメニア歴史博物館 
   
エレバン中央郵便局  アルメニア歴史博物館   

<アルメニアの女性>
アルメニア人は世界一の美女の国と言われますが、まさしくその通りで、町に普通に暮らしている人々も美人ぞろいでした。 
 
 
アパートのベランダにいた娘さん   
(2019.6.20撮影)
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