アルメニア4
エチミアジン

エチミアジンは、エレバンの西20kmの所にあり、アルメニア使徒教会発祥の地です。町が創設された117年当時はヴァガルシャパトと呼ばれ、アルメニアの首都でした。

<エチミアジン大聖堂>

エチミアジン大聖堂は、アルメニア使徒教会の総本山で、世界最古の教会です。グレゴリオスによって301年から303年にかけてアーチ型のものが建てられました。その間に、アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教に取り入れました。その後幾度となく増築が繰り返されてきました。
 
エチミアジン大聖堂は修復工事中でしたので、画家の方の絵を撮影させていただきました。 
     
絵を描いた方です。  大規模な修復工事でした。   
     
  洗礼を受ける場所です。   
   
広い敷地内には博物館や神学校、総主教の住居、書庫などがありました。 宝物庫も修復中のため、博物館内を見学しました。 
     
   ノアの方舟の木片
イエスの脇腹を刺したロンギヌスの槍

<リプシメ教会>

リプシメ教会は、618年に建造されたアルメニア初期の代表的な教会建築です。ここにはキリスト教化前のアルメニアで、異教徒であったローマ帝国ディオクレティアヌス皇帝からの求婚を拒んで殉教したリプシメが祀られています。 
 
 
 
 
  リプシメが眠る墓石です。 
<コウノトリの巣>
 
 
エチミアジン大聖堂に行く途中の町で、コウノトリの巣を見ました。コウノトリ街道と呼ばれているそうです。町中に並んでいる電柱のそれぞれにコウノトリの巣がのっていて、巣には数羽のコウノトリがいました。 シュバシコウというヨーロッパのコウノトリです。
(2019.6.20撮影)
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