モダーヴ城

  モダーヴ城は、モダーヴ家、オートペンヌ家、サン・フォンテーヌ家が暮らした13世紀の軍事的な要塞としての城塞でしたが、これをマルシャン伯爵が1652年から1673年にかけて全面的にフランス様式に改築した美しい城です。エントランスホール天井の紋章による家系図やヘラクレスにまつわる浮き彫り、白色の寝室など見ごたえがあります。
 
 
本館は、地下室から2階まで多くの部屋があり、各部屋に中世以降の貴族の生活の様子が展示してあります。  
    
 
オユー川を見下ろす崖の上に建っています。ワロン地方で最も美しい城の一つです。  
   
入口のホールは衛兵の間と呼ばれる大きな部屋で、騎士の姿や紋章などが浮き彫りになっています。天井の図柄は紋章によって示された家系図です。
   
ジャン・クリスティアン・アンシュによる32貴族の家系図をあらわした135平米の天井スタッコ彫刻は西欧でも唯一のものです。  
    
 
ヘラクレスのサロン…昔は、豪華な客間でしたが、今は食堂として利用されています。    
     
  主寝室   
    
 
バルコニーから見た外の風景   
    
 
絵画の間   
     
バスルーム    石の階段 
    
 
音楽の間  チャペル 
     
     
地下にはキッチンやワインや食料の保管室、監禁部屋もあります。  
    
 
  当時の様子  
    
 
城の前の並木道も素晴らしい。 
(2017.4.28撮影)