デュルビュイ

 デュルビュイはベルギー南東部のリュクサンブール州の渓谷の中にある、中世の面影を残した美しい町です。おとぎ話の世界という例えがまさにぴったりで「世界一小さな町」としてギネスブックにも認定されています。1977年に周辺の自治体を併合するまでは、人口はたったの500人しかおらず、都市機能が揃っているという意味で世界最小の市でした。現在は併合されて人口は約1万人です。
 
 
ウルセル伯爵城は、街の高台に立ち、デュルビュイの市街地を見下ろすように立つデュルビュイのシンボルのお城です。9世紀に建てられ17世紀まで要塞として使われ、その後ウルセル伯が居城に改築し実際に居住していました。現在では博物館として利用されていています。
    
 
城の傍を流れるウルト川では、カヤックなどのアクティビティも盛んに行われています。  
    
 
中世の頃からほとんど変わらない町並みが現存し、石作りの建物を利用したカフェや雑貨屋なども多くあります。  
    
 
デュルビュイの街並みは石畳の小道と昔ながらの石造りの家々からなり、中世のような町並みを見ることが出来ます。  
   
 
街中にはいたるところに小さい可愛らしいオブジェがあります。肉屋にはのぞき込むブタが。  
    
 
 褶曲の地層がはっきり見える崖がありました。  
   
 昔の街並みのポスター    
    
 
聖ニコラ教会は、1632年に建てられ、後にリエージュの清修道派修道士によって増築されました。中世の教会らしい落ち着きを醸し出しています。  
(2017.4.28撮影)