ブルージュ

  ブルージュは、オランダ語ではブルッヘと呼ばれ、都市の名は橋という意味です。50以上の橋が運河に架かる水の都です。「北のベニス」と呼ばれるほど美しい街です。13~15世紀にかけてハンザ同盟の主要都市として繁栄しましたが、15世紀末運河の沈泥で街は衰退し、中世のままの風景をそのままにとどめた観光都市になりました。かって芸術の都でもあったブルージュは、フランドル絵画の巨匠ヤン・ファン・エイクや、メムリンクを輩出したことで知られています。 


<マルクト広場>

世界遺産「ブルージュ歴史地区」の中心・マルクト広場では、ハンザ商人の富の象徴であった破風をもつ切妻屋根のギルドハウスや、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」にも登録されている高さ約83mの鐘楼が偉容を誇ります。 
 
 
    
 
    
 
 州庁舎 鐘楼
    
 
    聖血礼拝堂 
<ブルグ広場>     
     
旧裁判所  公文書館  市庁舎 

<聖母教会>
13~16世紀に建てられた教会ですが、何度も改修が加えられたため、多くの建築様式が混在しています。内部にあるミケランジェロ作の『聖母子像』が有名です。ブルゴーニュ公国最後の君主マリー・ド・ブルゴーニュの墓もあります。
   
   

<マルクト広場周辺>
    
 
    
 
   
魚市場がありました。   
   
魚のギルドハウスには魚の紋章がついていました。  乳搾りのレリーフ 
ギルドとは同業者組合のことです。中・近世に西欧都市の商工業者間で相互扶助を目的に結成されました。その寄合所の役割を果たしていたさまざまな業種のギルドハウスが、広場沿いに軒を連ねています。現在、組合は解体され、建物はレストランなどに使われていますが、建物の壁面には当時の職業を表す紋章や思いを込めた像などが飾られています。

<愛の湖公園>

    
 
 
 

<ベギン会修道院>
 
 

<運河クルーズ>
ブルージュは周囲を運河で囲まれた水の街です。そのため、運河でのボートクルーズはブルージュ観光のハイライトといえます。中世の街並みをいつもとは異なる低い角度から見るその美しさは格別です。 
 
 
    
 
   
 
    
 
(2017.4.22撮影)