アントワープ

  アントワープは、スヘルデ川の河口にある港町です。15世紀後半から交易の中心地として隆盛を極め、現在はファッションの街として注目されています。アントワープは、ルーベンスの故郷であり、デザインでも数々のデザイナーを生み続ける街です。また、観光に適した歴史的建築物や、『フランダースの犬』の舞台として知られる教会や動物園、現代美術館など魅力的な観光スポットで溢れています。 

<聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)>

ベルギー最大の大きさを誇るゴシック様式の教会である聖母大聖堂は、アントワープのランドマーク的存在です。高さ123mの優美な鐘楼から美しい鐘の音色を響かせます。白を基調とした女性的な美しさの聖堂内には、バロックの巨匠ルーベンスの祭壇画が複数奉られています。特に注目されるのが、中央祭壇に掲げられた「聖母被昇天」と、左右の翼廊に飾られた「キリストの昇架」「キリストの降架」の連作です。
   
   
    中央祭壇の「聖母被昇天」 
   
ルーベンスの祭壇画「キリスト昇架」と 「キリスト降架」   「藁の上のキリスト」
   
フランダースの犬のステンドグラス    「聖母被昇天」の天井画 

<グロート・マルクト>
 
 
中央にブラボー像の噴水があります。   
    
 
  市庁舎は1561年から1564年にかけて建造されたルネサンス様式の建物です。
    
 
広場をギルドハウスが取り囲んでいます。   
   
聖母大聖堂前の大道芸     国立海洋博物館(ステーン城)
(2017.4.22撮影)