アムステルダム

  オランダの首都アムステルダムは、「アムステル川に築かれたダム(堤防)」という名の通り、160本以上の運河と1500以上の橋をもちます。16世紀ごろから貿易業が盛んになり、17世紀にオランダ東インド会社の本拠地が置かれたころには、世界貿易の中心として栄えました。市内には、今も東インド会社のころの会社や倉庫といった建物が残っており、中でも豪商の館などには当時の繁栄の面影が残っています。また、多くの美術館や博物館があることでも有名で、その数は60以上にも及びます。
<アムステルダム国立美術館>
 アムステルダム国立美術館は、ゴッホ美術館などの名所が集まるミュージアム広場にあり、オランダを代表する美術館です。17世紀オランダ黄金時代を代表する多くのコレクションが堪能できます。その中でも圧倒的な人気を誇る画家はレンブラントとフェルメールです。正面が古城のような美麗な建築で、世界各地からの訪問客で連日盛況を呈しています。
    
 
 国立美術館入口  フェルメール「恋文」 
    
レンブラント「織物商組合の見本調査官たち」  
 
レンブラントの名作には多くの人が詰めかけていました。  レンブラント「ユダヤの花嫁」  
 
 
レンブラントの名作「夜警」  
   
フェルメール「小路」  フェルメール「手紙を読む青衣の女」 
   
レンブラント「自画像」  レンブラント「修道士に扮するティトゥス」   ゴッホ「自画像」 

<ゴッホ美術館>
ゴッホ美術館は、1973年に設立された世界最大のゴッホコレクションを有する美術館です。ゴッホは、19世紀オランダのポスト印象派の画家で、ゴッホの作品は20世紀の美術に多大な影響を与えました。1853年オランダ南部のズンデルトで生まれ、27歳の時に画家としてスタートし37歳で死ぬまでの10年間絵を描き続けた画家です。しかし、生前はほとんど評価されず、生涯で売れた絵は1点だけでした。
    
 
   
ゴッホ美術館は館内撮影禁止のため、ポスターの「ひまわり」だけを撮りました。  

<ダイヤモンド工場>
アムステルダムは、約400年前からその優れたダイヤモンドの研磨技術で知られています。 世界各国の王室のダイヤモンドを研磨するなど、その研磨技術の高さと質の良さは世界で高く評価され、アムステルダムは「ダイアモンドの街」として知られています。
    
研磨しています。  
 
 ロイヤル・コスター・ダイヤモンド 1200万円のダイヤモンド 
<アムステルダムの街>
    
 
東京駅のモデルとなったアムステルダム中央駅    
    
 
     
間口が狭いです。  家具を運ぶ滑車がついています。   

<アムステルダム運河クルーズ>
運河地区にはヘーレン、ケイザー、プリンセンという3つの大運河があります。運河を結ぶ水路が街中に張り巡らされ、世界中から届いた物資や商品が数百もの倉庫の入口階段まで配達されます。その運河でクルーズを楽しむことができます。運河沿いには17世紀の豪商の邸宅が立ち並び、教会やレンガ造りの建物など水上から町並みを見ることができます。
 
 
  この船で出発  
    
 
多数の橋の下を通り抜けていきます。 
    
 
たくさんのボートハウスが並んでいます。高級住宅だそうです。 
   
運河の両側に間口の狭い住宅が並んでいます。  アンネ・フランクの家 
   
7つの橋が一直線に見える「七つの橋」   マヘレのハネ橋  
   
モンテルバーンの塔 聖ニコラス教会  科学技術センター 
(2017.4.24撮影)