セント・ジョン

 セント・ジョンは、カナダ東部の大西洋に面するニューブランズウィック州最大の都市で、カナダ最古の街です。ファンディ湾の北岸に面した都市で、独自の自然や文化が育まれ、観光客にとっても魅力の多い、ノスタルジックな雰囲気あふれる街です。 何世紀にもわたり、セント ジョンはフランス人、イギリス人、アメリカ人、アイルランド人の植民地となりました。町の豊かな歴史は、素晴らしい都市景観に反映されています。

<ファンディ湾>

 ファンディ湾は、潮の干満が激しいことで知られ、干満差世界一の座をケベック州のアンガヴァ湾やイギリスのセヴァーン川河口と競っており、その最大干満差はなんと15mにも及ぶといいます。潮が引いた状態では、海の底が完全に露出した状態になり、船は座礁しているような状況となります。しかし潮が満ちると、かなり大型の船も浮かび上がり、航行できる状態となっています。
     
    
 
   
 

<セントマーティンズと海の洞窟>

 赤い断崖や海の洞窟、3マイル続くファンディ湾の三日月型ビーチがあります。口を大きく開けた洞窟、砂岩の崖など、ファンディ湾の記録になるほどに高さのある潮位によって形成された、見事な自然の驚異が見られます。
 
 
   
砂岩の崖に口を開けた巨大な洞窟まで歩いて行くことができます。  
    
 
   
 
   

<リバーシング ラピッズ(逆流現象)>
リバーシング ラピッズは珍しい逆流現象を体感できる、世界有数のスポットです。この場所では 1 本の川がまったく逆の 2 方向に流れていく瞬間を見ることができます。干潮、満潮、潮だるみという 3 つの異なる潮流が起きると、急流が盛り上がり川へと逆流を始めます。 セントジョン川が流れ込むファンディ湾は世界で最も干満の差が激しい海で、その差は最大で14mにもなります。そのため海と川の高低差が逆転し、川に海の水が流れ込むのです。

【午前中に撮影】

    
 
橋の左が海。川から海(右から左)へと水が流れています。  
     
【午後に撮影】
    
 
海から川(写真の左から右)へと水が流れ、逆流しています。  


<オールドシティマーケット>

    
 
オールドシティマーケットは、カナダで最も古いファーマーズマーケットです。  
    
 

<ニュー・ブランズウィック博物館>

   
   
    
 

<移動途中の風景>

    
 
    カールトン・マーテロータワー 
   
(2016.9.26撮影)
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