ミラノ

  ミラノは,イタリア第2の都市で,世界のファッションの最先端とも言うべき,モード発祥の地です。イタリア経済の中心地として発展を続け,ファッションの街としても注目を集めています。おしゃれなショップやトラットリアが多数立ち並びます。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をはじめ,貴重な文化・美術作品も数多くあります。

<ドゥオモ>

 ミラノの中心地にそびえる大理石のドゥオモ(大聖堂)は,世界最大のゴシック建築で,広さはバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさを誇ります。1386年,当時のミラノ領主ジャン・カレアッツォ・ヴィスコンティと大司教アントニオ・ダ・サルッツォの命により着工され,完成は500年後の1813年でした。長い歳月をかけて創建されたドゥオモは,世界最大の司教区であるミラノを代表する大聖堂として,その威光をミラノの街に放っています。
 
 
    
 
天井部に立ち並ぶ尖塔は全部で135本あり,2245体の聖人の彫刻が施されています。  
    
 
   
 
尖塔を間近に見るテラスへ上がることができます。

<ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア>

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは,ドゥオモとスカラ座を結ぶ,大理石とガラスのアーケードで,1865年から1877年にかけて建設されました。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世は,1861年にイタリア統一後の初代国王です。巨大なガラスドームの下は,プラダ,グッチ,ルイ・ヴィトンなどのブランド店,カフェ・リストランテが並ぶショッピングアーケードになっています。
    
 
   
床にモザイクがあります。牡牛のモザイクに踵をつけてクルリと回ると,幸せが訪れるなどと言われています。  

<スカラ広場>

   
オペラの殿堂スカラ座  銀行 
     
レオナルド・ダヴィンチ像  
   
     宿泊したホテル ハブ

(2014.7.13撮影)