アルベロベッロ

 アルベロベッロは,「トゥルッロ」と呼ばれる伝統的な家屋が約1500軒あることで知られています。白壁に円錐形の石積み屋根を載せたこの家屋は,16世紀から17世紀にかけて開拓のために集められた農民によって造られたものです。,「アルベロベッロのトゥルッリ」は1996年に世界遺産として登録されました。
 
 
 
 
   
 
    
 
    
 
   
トゥルッロの内部。夏は涼しく,冬は暖かいです。   トゥルッロの屋上から見た景色 
    
 
 トゥルッロは,石灰(漆喰)で仕上げた円筒形・長方形の家の上に,キノコのような形をした灰色のとんがり屋根が載っているのが特徴です。接合剤を使わずに石灰岩の切石を積み上げていて,屋根も灰色の切石(スラブ)を積み上げたものです。一つの部屋の上に一つの屋根があります。内部に玄関や廊下はなく,ドアは開けると直接部屋となります。
    
 
   
   
   
アルベロベッロに行くために,バーリに寄港して,バスで行きました。  
   
サボテンの花が咲いていました。  ブドウ畑が広がっています。 

(2014.7.7撮影)